HIVに感染したかも…とご心配の方へ(PEP)心配な出来事の後すぐに服薬することでHIV感染を予防する方法です
PEP(ペップ)とは
PEP(ペップ)は、HIV感染を予防する方法の一つです。
HIV感染の可能性のある行為や出来事があった場合に、緊急的にお薬を服用することで、体の中でHIV感染が成立するのを防ぎます。
感染の可能性のあった機会から、72時間(3日間)以内の服用が必要であり、早ければ早いほど予防効果が高いとされています。
医療従事者の針刺し事故の際の感染予防に使われていますが、近年、海外では性行為による感染予防にも使われています。
※PEP(Post-exposure prophylaxis:ペップ)は曝露後予防内服といって、感染の機会の「後」に、緊急的に内服する方法です。
※事前に薬を服用してHIV感染を予防する PrEP(Pre-exposure prophylaxis:プレップ)については、以下をご覧ください。
飲むHIV予防、始めませんか(PrEP)
このような人に勧められています
- HIV感染者、またはその可能性のある人とコンドームを使用しない性行為があった
- 医療従事者で針刺し事故などがあった
薬の飲み方
お薬を30日間服用します。
1日1回、毎日同じ時間に服用します。
フォローアップ
服薬開始から1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後の時期に検査を受けることをおすすめします。
PEPを受けられない人
- HIVに感染している人
- B型肝炎ウイルスに感染している人
- 腎臓が悪い人
診察時にそれぞれの即日検査と問診を行い、
PEPを受けられるかどうか確認します。
※PEPはHIV感染予防目的のため、すでに感染している人はPEPを受けられません。
※PEP薬はB型肝炎の治療薬でもあるため、B型肝炎ウイルスに感染している方はPEPを受けられません。
※PEP薬の副作用で、ごく稀に腎機能に問題が生じる場合があるため、腎臓が悪い方はPEPを受けられません。
PEPの費用
PEPの受付時間は、午前 11:00~12:30/午後 14:30~19:30です。時間外は受付ができなくなってしまいますので、ご注意ください。
当クリニックの特徴
利用しやすい価格
PEPはHIV感染予防に有効です。当クリニックでは、先発品「ビクタルビ」のジェネリック薬である「タフィック」を使用し、
より多くの方にとって利用しやすい価格でご提供しています。
(先発品は、高価(約30万円前後/月)で利用するのが難しいという問題があります。)
確かな品質
個人輸入で海外からジェネリック薬を購入し服用される例もありますが、偽造品を買ってしまうリスクがあります。
当クリニックへの輸入品は、独自で成分分析を行い、主成分が正規品と変わらない(偽薬ではない)ことを確認しています。
専門医による診察
国立国際医療研究センターのエイズ治療・研究開発センター(ACC)や感染症内科(DCC)の医師、性感染症の専門医が対応いたします。気になることはお気軽にお尋ねください。
診察から処方まで30分から1時間
PEPは、早く始めるほど効果が高いとされています。診察から検査、処方まで迅速に対応させていただきます。
受診について
当クリニックの診療時間、アクセスについてご紹介します。
PEPの受付時間は、午前 11:00~12:30/午後 14:30~19:30です。時間外は受付ができなくなってしまいますので、ご注意ください。